NICK HEYWARD
80年代のネオ・アコ/ギター・ポップシーンを代表するバンド“ヘアカット100”はニック・ヘイワードを中心に1980年に結成されたイギリスのバンド。アイドル然としたルックスとファッションに、ファンカラティーナをとり入れた独自なスタイルで大人気を誇りながらもわずかな期間で解散。デビューシングル「好き好きシャーツ」はフリッパーズ・ギターもカバーする等、日本のミュージシャンにも大きな影響を与えた。ボーカルやソングライティングも担当していた中心人物のニック・ヘイワードは、1stアルバム「ペリカン・ウェスト」(82年)のリリース後、突如グループを脱退し、ソロ活動を開始、「風のミラクル」(83年)、「フロム・マンデイ・トゥ・サンデイ」(93年)等のヒット作を生み出し、日本でも数度来日公演を行った。新作「ウッドランド・エコーズ」は20年前にクリエイション・レコードからリリースした「ジ・アップル・ベッド」(97年)以来となる7作目のソロ・アルバム。(正確には、01年にポエトリー・リーディングのアルバムと、06年にIndia Dupreとのデュオ・アルバムをリリースしている)20年という月日の流れを全く感じさせない、ニックの天才的かつ瑞々しくもハートウォーミングでポップなソング・ライティングセンスは不変。さらに、年相応に重ねた情感とセンシティブな深みも合わさった歌心と、それをまとめたサウンド・プロダクションは、早熟だった彼のキャリアの中でも、本作が最高傑作では?と思わせる内容。日本盤のみ、輸入盤では「デラックス・エディション」のみに付けられていたボーナス・ディスク3曲を付属した2枚組仕様にて発売決定!!